不動産を損せずに売却する、4つのポイント!
不動産売却は一生の内、そう何度も経験することではありません。
そのため、いざ、家を売らなければならない、となった時『何から始めてばいいのか?』『損をしないか不安だ』という方がほとんどだと思います。
そんな時、これだけは知っておくと安心!という不動産売却の4つポイントをお教えします。
【目 次】
不動産を損せずに売却する、4つのポイント!
うまく不動産を売却するポイントは主に次の4つです。
- 1.最適な不動産会社に仲介を依頼する
- 2.訪問査定を受けて不明点は早期に解決する
- 3.築年数の古い家が立っている場合は取り壊しも慎重に検討する
- 4.内覧の対策を事前にしておく
これを押さえておくだけで、不動産売却のスムーズさが大きく変わります。
次の項目では、それぞれのポイントについて、詳しく説明していきます。
1.最適な不動産会社に仲介を依頼する
不動産売却が成功するか、失敗するかは、実は売却の仲介を依頼する不動産会社選びで全てが決まるといっても過言ではありません。
すでにお世話になっている不動産会社があればそこに頼むというのもありですが、少しでも高く売りたい、という場合はネット上で、同時に複数の不動産会社に売却査定を依頼できるサービスを使うのがオススメです。
複数の不動産会社の査定額や担当者の対応、売却に関する専門知識があるかをよく見比べて、お任せしても良いと思える不動産会社に仲介の依頼をしましょう。
2.訪問査定を受けて疑問点は早期に解決する
実際に不動産を売却すには不動産会社に物件を見てもらい、正確な査定額を出してもらう 必要があります。
査定の際にチェックする項目には下記のようなものがあるので、注意しましょう。
- ・築年数
- ・日当たりと通気性
- ・水回り
- ・雨漏りやシロアリ被害
- ・土地の面積や形状
- ・立地や周辺環境
特に、土地の面積は隣接する土地との境界が不明瞭なこともあるので、そういう場合は査定とは別に土地家屋調査士に測量の依頼をし、明確にしておきましょう
土地の測量は周辺住民の了解がないと行えないため、2〜3ヶ月かかります。できるだけ早い段階で不明点を早期に解決しておくと良いでしょう。
3.築年数の古い家が立っている場合は取り壊しも慎重に検討する
売却したい不動産が古いお家の場合、そのまま売る方が良い場合と、取り壊して土地にして売った方が良い場合があります。
それぞれ、物件の状態、立地、土地面積などによって、どうするのがベストなのかは違ってきますので、よく不動産会社に相談して決めるのがオススメです。
昨今はリノベーションハウスの人気も高まっていますので、間違っても、すぐに取り壊してしまったりはしないように、気をつけましょう。
4.内覧の対策を事前にしておく
売却活動に使う写真の撮影や、購入を希望する人が現れた場合の内覧に備えて、不動産の見た目を整えておくことも重要です。
住宅であれば室内の不用品や私物を極力片付けておくこと、土地であれば雑草の除去やゴミなどが投棄されていないか、確認し、清掃をして不動産の印象をよくしましょう。
これら、4つのポイントを押さえた上で、不動産の売却はスムーズに行いたいですね。
不動産の売却には平均で3ヶ月〜半年、長い場合は2年以上かかってしまう場合もあるので、計画にはゆとりを持って賢い売却活動をしましょう。